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⑭日用品・化粧品|清水コンサルティング・グループ株式会社|東京

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訪日外国人の口コミがカギ

アジアの成長が利益につながる

価格帯で分かれる成長戦略

 2018年も日用品と化粧品は中国・東南アジアを中心に海外展開が進む。期待されるのが利益への貢献だ。 

 

 日本の日用品・化粧品メーカーはこれまでも海外展開に積極的だった。今後、日本は少壬局齢化が進み、市場が縮小するからだ。そのため、日用品・化粧品各社は、主に中国・東南アジアでの事業拡大を目指してきた。 

 

 たが、海外売上高が増えても、十分な利益が伴わないことも少なくなかった。新しい市場へ進出するにはマーケティング費用がかさむ上に、欧米や現地のブランドとの競争も激しく、売り場の確保も容易ではないからだ。

 

 2018年は、これまで取り組んできた海外展開から十分な利益を生み出せるかが焦点となる。カギとなるのが、中国と東南アジアの市場特性の違いだ。

訪日外国人が宣伝に

 日用品は東南アジア市場に展開してきたブランドが収穫時期を迎える。赤字だったり十分な利益が出なかったりしていたが、新興国の生活水準の向上でこうした状況から脱却できそうだ。

 

 新興国では生理用品やベビー用品といった日用品が売れている。2018年は需要の拡大に応える価格と供給力が試されそうで、生産拠点の拡充に動くメーカーが相次いでいる。低~中価格帯の製品を中心に現地の供給能力を高める狙いがある。 

 

 ユニーチャームは201712月期に黒字化を見込むインドで第3工場を建設し、2018年春の稼働予定だ。花王もアジアで日用品の現地生産力を増強すると見られる。

日用品はアジアで現地生産

 各社とも新興国での新たな収益源の確保が課題となりそうだ。スズキはインドで2019年に新しい生産ラインを稼働させる予定。2020年代前半にはさらにラインを増強し、世界販売の6割にあたる225万台の生産能力を確保する計画だ。

 

 復調の兆しを見せている東南アジア市場にも注目が集まる。主要6力国の2017年~9月の新車販売は245万台と前年同期比で5%増えている。
 

 トヨタはダイハツが主導する新興国小型車カンパニーで東南アジアの深耕を狙う。ダイ(ツが得意なコスト競争力の高い小型車の生産ノウ(ウを生かす。トヨタはフィリピンで、小型エンジンを積んで価格を抑えた新型セダンを発売した。

 

 日産は三菱自動車と連携して、シェアの低かった東南アジアを開拓。三菱白の現地生産拠点からOEM供給を受けるほか、物流を統合してコストも削減する。

 

 自動運転分野では、規制に関する議論が加速しそうだ。独アウディぱ2017年7月、限定された状況で人間の代わりにクルマが運転を担う「レベル3」の自動運転技術が搭載された新型車「A8」を発表。しかし車両認証に関する国際規制により、実際には一般道でその機能を発揮することはできない。

 

 国連で日独が議長を務める専門家会議が規制緩和を議論している。日本は将来の無人運転の実用化も見据え、2018年度中に道路交通法の改正案をまとめる考えだ。

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